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サトクリフ「イルカの家」
イルカの家
イルカの家
1951年

「第九軍団のワシ」より3年前に書かれた初期の作品。 
彼女の作品にしては珍しく16世紀のロンドンの下町が舞台になっています。しかもまさに時代はイギリス大航海時代。
主人公のタムシンも帆船が大好きで大航海を夢見る少女です。 

物語の中では当時のロンドンの様子が細かく描写されています。
例えば、主人公達は外出するとき香草を抱えて出かけるのですが、それは何故かというと、当時のロンドンは匂いがひどかったからだそうです。
タムシンたちが休日にピクニックに出かけるのはチェルシーの村で、サッカーの「チェルシー」ファンの私としてはちょっとうれしかったりするのでした。
早くに両親を失くした9歳の少女タムシンはおばあさんの死をきっかけに、大好きなマーティンおじさんともデヴォンの地とも離れて、ロンドンのギディアンおじさんのとこに預けられることになった。
 
ギディアンおじさんは鎧作りの職人で、家族は妻のデボラおばさん、一番上のピアズという弟子入りした少年、少し下にベアトリクスという女の子とジャイルズという男の子(皆に「ほとんど双子」と呼ばれてる)と、一番下に「ちびちゃん」と呼ばれる3歳の男の子がいる。
本当は一番上には「キット」という男の子がいたのですが、航海中に大嵐に遭って戻ってこないまま2年が経つ。
一家はタムシンにとても親切にしてくれたが、タムシンはデヴォンのことを思い出し孤独を感じることが多かった。

ピアズは見栄えの悪い少年だったが、手先が器用で船が大好きで、タムシンは彼のことが大好きになる。
彼は船に乗って航海に出ることが夢だったが、家業を継ぐ責任を感じていたので船乗りになることはあきらめていた。

タムシンは段々ロンドンが好きになる。
ある日タムシンは魔法使いのおばあさんからチューリップの球根をもらい、クリスマスには花が咲き、願いがかなうと言われる。

クリスマスにはマーティンおじさんがやってきた。
タムシンはマーティンおじさんとピアズと共に、王立造船所を見学する。ピアズの船乗りになる夢はますますふくらむ。

そしてクリスマスの夜、チューリップの花が咲くと、死んだと思われていたキットが帰ってきた。大喜びする一家の中で、ピアズは船乗りになるとみんなに告げる。
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【2006/12/30 14:24】 ローズマリ・サトクリフの本 | トラックバック(0) | コメント(0) | edit
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