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本「疾走」 重松清

疾走
疾走
 

同じ作者の書いている「流星ワゴン」を読んでいたから、この作品もポップな感じなのかと思ったら大違い。あまりにもヘビーな内容に圧倒された。読み終わって脳がしびれた。
よくこんなの映画化できたなと思う。 

シュウジは酒に酔った席で「鬼ケンが生きていたら・・・」と思わず漏らすシーンがある。
実際ただのチンピラだった鬼ケンが生きていても、たいして変わらなかっただろうとは理屈ではわかっていても、思わずにはいられない。
彼の気持ちがわかる気がする。  

不幸に不幸にと転がっていく彼の人生だけど、不幸な出来事は全部つながっている。人生において起こる事には全てにそうなるべく要因がある。むしろその要因が全て揃った上で事件は起こるのだ。
そう考えると、鬼ケンが生きていたら、シュウジの周りで起こった不幸なことのいくつかの要因は消えていたかもしれない。もしかしたらもっと悪くなったかもしれないけど。
でも私も鬼ケンに生きていて欲しかったと思わずにはいられない。
鬼ケンが生きていた頃は幸せだったから、彼が生きていたらあのままでいられるかもと思う願望なのかもしれない。

疾走 スペシャル・エディション (初回限定生産)
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流星ワゴン
流星ワゴン
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「疾走」重松清

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こんにちはー!

タンタンさん、お久しぶりです~♪
重松作品へのTB&コメント、とても嬉しかったです!
ありがとうございました。
初読がこの作品だったので、ほんとに度肝を抜かれてしまって・・・それからはスローペースですが、重松作品を追いかけてます(笑
「流星ワゴン」は未読ですが評価もなかなかみなさん高いですよね、いずれ読みたいと思ってます!

ゆきちさま

どうも~。
いや~すごかったですね。
怒涛の展開にアップアップ状態でした。
何より表紙が怖いです。
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