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ゲド戦記Ⅰ 影との戦い
ゲド戦記 1 影との戦い
ゲド戦記 1 影との戦い

児童文学と思いきや、読んで見ると内容は哲学的に深いものがあった。影とは単なる邪悪なものではなく、自分の中の悪なものを意味し、まさに己との戦いという感じだった。

1巻「影との戦い」と読んでいる途中、ゲドってどんなキャラなのか見てみたくなり「ゲド戦記」のサイトを覗いてみた。
実は映画化されるのは3巻だとわかり、まだプロローグかぁと思いつつ、映画「ゲド戦記」について書かれた鈴木プロデューサーの記事を読んだ。
読んでるうちになんだか熱いものを感じてしまった。
まず宮崎駿が実は「風の谷のナウシカ」よりもはやく映画化したかたのはこの作品だったということ。原作者から承諾がおりなかったので実現しなかったそうなのだ。
さらにジブリの作品はこの「ゲド戦記」にインスパイアされてるものが多いということ。
そして極めつけは、宮崎駿がこの本を枕元から離したことはなく、困ったときに何度ひもといて読み直したかわからないという話。
宮崎駿にそこまで言わせしめる原作って・・・・
それだけで感動してしまった!! 

「鈴木プロデューサー ゲド戦記を語る(1)」 

<あらすじ>↓
ゴント山”十本ハンノキ”村のダニーは伯母のまじない師からまじないの手ほどきを受ける。まじないで鳥やけものを自由にあやつる彼を皆はハイタカと呼んだ。
ある日彼の村が襲われた。彼がまじないで村を救う。そんな彼をル・アルビの大魔道師オジオンが真の名「ゲド」を与え弟子にする。
オジオンのもとで修行をするゲドはある日、死霊を呼び出す呪文を知ってしまう。
ゲドはさらに高度な魔法を学ぶためにローク島へ向かう。
学院では、ヒスイとカラスノエンドウという若者と知り合う。ヒスイには敵対意識を持ったが、カラスノエンドウには親しみを感じた。オタクという小さな動物もペットになる。学院でいろんな魔法を学ぶゲドはたちまち頭角を表す。

ある日ヒスイの挑発にのってしまったゲドは死霊を呼び出す魔法を使ってしまい、瀕死の重傷を負う。影を封じるために力を使い果たした学院長ネマールは命を落とす。ゲドはどうにか回復するが、自分が影に狙われる身であることを知り、自分のしでかしたことに打ちのめされる。
修業を終えたカラスノエンドウは自分の島に戻るが別れ際,本名はエスタリオルだと教えてくれる。

ロークを出ることを決めたゲドは、魔法使いとしての赴任地 ロー・トーニングへ向かう。島は西に位置するベンダー島に巣くう竜の脅威にさらされていることを知る。ある日仲良くなった船大工の息子が死にかけてるのを救おうとして、黄泉の国の入り口で影に見つけられてしまう。
ロー・トーニングが安全でないと知ったゲドは旅だつことを決めるが、その前にベンダーの竜退治に向かい成功する。

オリミーの港で見知らぬ男に、影と戦う剣が必要ならオスキルのテレノン宮殿に行くように勧められる。オスキルに向かうが、途中道案内を頼んだ男が影に取り付かれ襲ってくる。オタクのおかげで命からがら逃げ出したゲドは荒野の中に門を見つけ気を失う。
目を覚ましたゲドは豪華な館に寝かされていた。館の領主夫人セレットによると地下には太古の精霊が閉じこめられているテレノンという石があるという。精霊ならどんなことでも知っている、影の名前を聞くとよいと言われる。しかし石に邪悪なものを感じたゲドは断る。断ったことにより身の危険を感じたセレットと共に館から逃げる途中、オタクの死体に気付く。セレットはカモメに、ゲドはハヤブサに変身し何とか逃げ切り、故郷の師オジオンのとこにたどり着く。

オジオンに、影を追うのではなく立ち向かうようにとの助言を受け、影を追う旅にでる。
南へ南へと舟をはしらせ、2度影に接触するが逃げられる。
ある孤島では、老人と老婆に会う。老婆から壊れた腕輪をもらう。
さらに南に舟をはしらせイフィッシュ島に到着する。そこでカラスノエンドウに再会。事情を聞いたカラスノエンドウは自分も一緒に行くと言い出し、一緒に行くことになる。ゲドはカラスノエンドウの妹ノコギリソウに好意を持つ。

2人は最果ての島まで船を走らせ続け、さらに東へ東へ舟を走らせ、ついに影に追いつく。海の真っ只中に砂浜が現れ影と対決する。影と同時に「ゲド」と叫び、ゲドと影は一体化する。光と影はひとつになったのだ。
無事に2人はイフィッシュに帰還する。
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【2006/06/13 14:31】 | トラックバック(3) | コメント(6) | edit
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コメント
おひさしぶりです。

ゲド戦記、1冊ごとに独立していて、けれどシリーズで読むとつながっているので、ぜひぜひ続きも楽しんで下さい!私は初めて読んだの10年以上前なんですが、当時出たばかりの4まで一気読みして、ため息がでました。こんな本読んじゃって、これからどうしよう~とまで。大げさな。。

子供向きになっているけど、大人が読んでも読み応えありますよね。子供向きってホント?と思いながら読んでました。

宮崎駿が映画化したい児童文学って、うろ覚えですが、中国の少数民族の昔話「白いりゅうくろいりゅう(という題名だったような・・)に収録された話(これは映像化はおそらく無理だということで「シュナの旅」という名前でイラスト付のアニメージュ文庫になった)と、ゲド戦記、それからローズマリー・サトクリフの「王のしるし」だ、と聞いたことがあります。どの作品もまだ宮崎駿が今のような状況ではなく、作品としての評価は高くても知名度の点でマイナーな原作の映画化は夢のまた夢だったようですね。


「もののけ姫」をみて、ああやっぱり「王のしるし」を映画化できるのは宮崎駿だ!と思ったのですが、とりあえずは期待半分、不安半分でゲド戦記を待っています。
【2006/06/16 00:58】 URL | saba #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
こんにちは♪お久しぶりです。
ほんとになんというか深い話です。ハリー・ポッターがうすっぺらく思えました。

もちろん現在も読み進めていて現在3巻に突入したところです。
この作品ってどの巻も外伝っぽく書かれているから、書かれてない部分が多いに読者の想像力を刺激するなぁと思ってます。

宮崎駿が映画化したかった作品に「王のしるし」も入ってるのですか。しえ~。私まだ読んだことないので是非読まなくちゃいけません。
サトクリフとかゲドとか日本じゃいまいちの知名度ですが欧米では誰でも知ってそうな気がするので、映画化をもっとはやい時期にしたら宮崎作品ももっとはやく世界的に認知されたのではと思います。でも実力を認知されなかったら映画化の許可がおりないんですよね。う~ん、難しいです。

この作品一般受けは難しいような気がします。
【2006/06/16 15:02】 URL | タンタン #-[ 編集] | page top↑
初めまして!U・Mと申します。自分も「ゲド戦記」
読みました!三巻までを一気に買い、今日一巻「
影との戦い」を読み終わりましたが、これは、恐ろ
しく奥の深い小説ですね!「ハリーポッター」の
原点とも取れる箇所も随所にありましたが(カラス
ノエンドウはロンの元ネタ?)内容はこちらの方が
断然面白かったです!!なにより、この「無数の
島々と海からなる世界」という世界観が大変気に
入りました。一休みしたら、二巻「壊れた腕環」を
読みたいと思います。
【2006/06/26 20:32】 URL | U・M #3eUG1IdM[ 編集] | page top↑
初めまして、コメントありがとうございます♪
奥深いですよね~。私も2,3巻と読み進めていくうちに、物語の構成のすごさにも驚いています。
今は5巻の「アースシーの風」を読んでいるところでなんです。
>「ハリーポッター」の原点とも取れる箇所
ありますね~。ロークの魔法学院なんてニヤリってしちゃいますし、カラスノエンドウの存在もロンっぽいとこありますよね。兄弟もいますしね。
でもロークの方が数段渋いんすよね~。笑


【2006/06/26 21:35】 URL | タンタン #-[ 編集] | page top↑
 TBどうもありがとうございました◎

 宮崎さんのそんなエピソードがあったんですね。
 たしかに、折々に読み返したくなるような箇所が
 私もありました。
 
 いろいろ、深かったです。
【2006/07/22 01:35】 URL | miyukichi #ubwH2qN2[ 編集] | page top↑
コメントありがとうございます。

今日あらためて「ハウルの動く城」を観て
「ゲド」に影響されてる感じがすごくしました。

やっぱり深いです。
【2006/07/22 02:44】 URL | タンタン #-[ 編集] | page top↑
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「ゲド戦記~影との戦い~」ル=グウィン
世界三大ファンタジーの一つってのは伊達じゃなかった!donmaboさんに読むと面白いと唆され、って嘘です。お勧め頂いて読んだわけですが、面白かったです!                  ことばは沈黙に                 光りは闇に      ... 読書とジャンプ【2006/06/15 22:42】
ゲド戦記について
ゲド戦記が再来週から公開される。公開前からここまで見たいと思わせる映画はそうはない。歌が素晴らしい。透き通る声は無名の新人歌手のようでその辺りがまず好きだ。次にいちばん最初にみたときのポスターが素晴らしい。夕焼けが海に落ちていく.... デ イ ブ レ【2006/07/15 18:29】
影との戦い -ゲド戦記Ⅰ-
 スタジオジブリ制作による映画化も話題の 「ゲド戦記」のⅠ巻:『影との戦い』 です。 (ル・グウィン:作、清水真砂子:訳)  実はこの本、実家からもってきたものです。{/face_warai/} 初版が出てまもなく、母が全6巻中3巻まで 買って読んでいました。 その後 miyukichin' mu*me*mo*【2006/07/21 03:16】
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