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息子のまなざし

息子のまなざし
息子のまなざし
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2002年ベルギー=フランス  
職業訓練校で働く主人公のもとに新入生がやってきた。彼は自分の息子を殺した犯人だった。主人公は少年のことが知りたくて、後をつけたり、話をする機会を得ようとする。何も知らない少年は主人公を信頼し、後見人になってくれと頼む。

映画の大部分は主人公の中年男の後頭部である。つまり少年のことを探る後姿である。
一方、少年は11歳で殺人をし、5年少年院に入り、でてきたばかり。まだ幼さも垣間見れる。そんな2人は木工の授業という共通の作業を黙々と続ける。彼のクラスには少年を含めて5人の生徒がいる。週末にはみんな握手をして別れる、(これはなんか不思議な感じ)
少年も主人公に手を差し出すが主人公は無視をする(プチ意地悪1)
週末主人公は木材の仕入れに少年を連れて行く。途中カフェで2人でアップルパイを頼むが、ここは先生がおごるでしょう、というシチュエーションでも全く払おうとしない。(プチ意地悪2。さすがの少年もたじろく。)
もちろん、主人公が少年にされたことを考えると、こんな意地悪たいしたことはない。
(こんなプチ意地悪でさえ、気になってしまうほどこの映画が単調なのは確かだ。)

彼は別に少年に復讐をしようとか、そういうオーラははなっていない。ただ、少年が殺人という罪を犯したことをものすごく後悔していることを期待していたんだと思う。しかし、少年の口からは反省の言葉を聞けなかった。そこで彼は殺されたのは俺の息子だ、と唐突に告げる。脱兎の如く逃げ出す少年だが、しばらくすると、主人公のもとに戻ってくる。そして2人はいつものように作業を始める。

2人は今後どうなるのだろうか?
映画の最後は主人公が少年の罪を許すことができたという結論を導くのではなく、これからも葛藤は続くことを暗示している、と私は解釈しました。
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