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ミリオンズ
ミリオンズ スペシャル・エディション
ミリオンズ スペシャル・エディション
MILLIONS
2004年 イギリス

当たり外れの大きいダニー・ボイル監督作の中ではこれは当たりだと思います。

珍しく子役を主役にしているが、この子役の兄弟がなんともキュート。
弟は聖人オタクで空想が現実にみえてしまう不思議系。
兄は大人顔負けに計算高い現実派。
そんな2人のもとに大金のはいったバックが降ってきて・・・。

この兄弟のお金の使い方が対照的で面白い。
弟はいいことに使いたいと考え、貧乏な人にあげることを考える。
貧乏そうな人に「貧乏なの?」と尋ねるのが笑える。

一方お兄ちゃんは、物欲的でお金の効果的な使い方を知っている。
2人の年の差は推定2歳くらいだか、まるで大人と子供のようにお金に対する考え方が違うのだ。

この映画では何故か、ポンドがユーロに変わるということが前提になっていて、しかもそのポンドも期日までに両替しないと紙くずになるという設定になっている。(いまだイギリスがユーロを導入する兆しは、ちっともないが)
だからさすがに計算高いお兄ちゃんをもってしても、大量のポンドの使い道に困るのだ。

多少ファンタジーが入るとこがだるいけど、全体的には面白かった。

特にロバの人形をひっぱって夜の街を歩く弟の姿は可愛すぎた。
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【2007/03/11 13:37】 映画 ま行 | トラックバック(7) | コメント(2) | edit
マイアミ・バイス
マイアミ・バイス
マイアミ・バイス
MIAMI VICE
2006年 アメリカ

マイアミっていうからもっと明るい陽光の下、おちゃめに捜査するのかと思ってたら、思いのほか渋いトーンの映画だった。
マイアミらしさを感じたのは、超高層マンションとか水路をぶっとばすとこくらいだった。

映画ではいきなりチームで行動してたけど、ドラマ見てなくてもわかるようにもうちょっと説明がほしかった。

そしてコリン・ファレルとコン・リー。
異種格闘技を見てるような異質なカップルで、なんだかくどいカップルだった~。
一番くどいのはコリン・ファレルの視線だけど。

当初は内通者を探るために潜入したはずだったのに、最後は結局イエロとの対決で終わってたような。(内通者さがせ~)
キャストの中ではイエロ役の役者が一番、雰囲気でてて良かったけど。

それにしても、この映画の潜入捜査見てたら、警察と犯罪者って紙一重な気がしてきた。どっちもお互いのやり口を熟知していてるから、双方向に行き来しやすい。警官が悪に手を染めるのもわかるような・・・
【2007/02/25 14:00】 映画 ま行 | トラックバック(11) | コメント(6) | edit
マッチポイント
マッチポイント 初回限定版 (特別ブックレット付)
マッチポイント 初回限定版 (特別ブックレット付)
Match Point
2006年 米・英

無茶苦茶面白いとは言いがたいが、引き込まれるストーリーではあった。

冒頭のネットにかかったボールと、川に落ちなかった指輪をかけてるところが上手いなぁと思った。
こういう一本筋の通ったテーマがなければ、いとも陳腐なストーリーで終わってたと思う。
あの指輪の結末がああなるとは全く意外でしたけど。

それにしても主役の2人がブリリアントでした(前半だけね)
スカーレット・ヨハンソンの美しさは最高潮じゃないのって域だし、ジョナサン・リース・マイヤーズの美しさときたら。
「ベッカムに恋して」の時より男ぶりが上がってたよ~。
あの薄い色の目で見つめられたら・・・ぽっ。

でも全体的に登場人物があまり魅力的なキャラではなかった。
特にクリスの妻がちょっとうざかった。
なのにクリスは終始優しく接してました。
ストレスたまりそう。
殺人のストレスともあいまって、最後にはきっと破綻をきたすね。

映画の中でやたら「耳に残るは君の歌声」でかかってた曲(タイトルがわからない)をはじめオペラの曲が流れてたんですけど、あれは劇中でかかってるのか、それともバックグラウンドで流してるのか、わかりにくかった。
あれはわざとそうしてるのかなぁ?
ちょっと気になったのでした。
【2007/02/15 01:42】 映画 ま行 | トラックバック(21) | コメント(3) | edit
迷い婚 すべての迷える女性たちへ
迷い婚 ~すべての迷える女性たちへ
迷い婚 ~すべての迷える女性たちへ
RUMOR HAS IT...
2005年 アメリカ

1本前に観た「恋人はゴースト」に出てたマーク・ラファロがまた出ていた!

ストーリーには映画「卒業」が関わってきます。
私は見たことなくって、最後に花嫁をさらっていくっていうのだけしか知らなかったもんで、こういう話だったんだと知ってちょっと意外。

主役のジェニファー・アニストンは大好きな女優です。でもあまりにも「フレンズ」の印象が強くて、どうも女優としての重みがないというか、消耗してしまってる気がするんです。だからこういう疲れたような役がすごくはまってました。
ちなみに関係ないけど「フレンズ」ではレイチェルの妹役はリーズ・ウィザースプーン。どっちも大好きな女優です。(あの時リースは、ほんのちょい役だったのに既にロマコメ女王の片鱗をみせてました。)

親子3代に渡って惚れられる色男役をケビン・コスナー。
初老というにはまだまだかっこいいなと思いました。
主人公の「あなたと寝る家系なのよ」っていうセリフが笑えました。

でも何よりこの映画の美味しいとこは全部シャリー・マクレーンがもっていってます。出てくるだけで貫禄勝ち。最後まで笑わせてくれました。

そういえばこの作品の監督は最強につまんなかった『あなたにも書ける恋愛小説』のロブ・ライナー。
知ってたら見るのためらったかも。
でもこれは面白いのでご安心を!
【2007/01/18 01:09】 映画 ま行 | トラックバック(6) | コメント(0) | edit
ミュンヘン
ミュンヘン スペシャル・エディション
ミュンヘン スペシャル・エディション
MUNICH
2005年 アメリカ 

重くて暗かった。
最近のスピルバーグの映画には、観終わったあとに希望が感じられない。

テロとか暗殺ってのは一度かかわってしまうと、無傷ではいられないんだと思った。

パレスチナ情勢はあんまり理解してないので、本でちょっと確認してみた。
エルサレムは3つの宗教の聖地が重なっている。
この中でユダヤ教とキリスト教が同じなのはわかるけど、7世紀に起きたイスラム教はかなり後発なのにもかかわらず、なぜわざわざエルサレムを聖地の1つにしてしまったんだろうと思う。
既にメッカという地があるにもかかわらず。
意図的なのかどうかわからないけど、エルサレムをさければここまでもめずにすんだのにと思ってしまう。

キャストで興味があったのは「es」のモーリッツ・ブライプトロイと「アメリ」のマチュー・カソヴィッツ。
ブライプトロイはかろうじてわかったが、カソヴィッツは全然わからなかった。爆弾作ってた人なんだけど「アメリ」の時とはまるで別人だった。エリック・バナをはじめがたいの大きい人に囲まれてたので、小柄に見えたせいもあるかもしれないが、あまりの雰囲気の変わりようにびっくり。

標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録
標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録

【2006/10/28 01:10】 映画 ま行 | トラックバック(20) | コメント(3) | edit
メゾン・ド・ヒミコ
メゾン・ド・ヒミコ 通常版
メゾン・ド・ヒミコ 通常版

2005年 日本

「ジョゼ虎」が良かったので期待”大”で観た。
出来はいいと思うのだけど、なにぶんテーマがテーマだけに異次元ファンタジーな感じ。

ゲイの人がキャピキャピ騒いでるのを見ると、祭りのように楽しそう。
それだけに「老い」とか「介護」とかになると、まるでこの世の終わりのようなしんみり度をかもしだす。ルビーなんかはそこらへんのギャップをだすにはもってこいのキャラでした。

あと春彦とサオリの関係。
お互いに興味ある存在なのに肉体関係は持てない。そのベクトルは2人とも西島秀俊に向いていく。(お互いを意識する前にすでに西島は視界には入ってる点に注意)「へー、そういうことになるのかぁ」という状況も平凡な人間からするとファンタジーである。
それにしても西島英俊は「さよならみどりちゃん」のユタカといい、こういう役が無茶上手い。

柴崎コウもこういうつっかかる役が上手い。
ホームなんかつぶせばいいともらす父親に「なんであんたはいつもそうなのよ!」ズバズバいうところなんか爽快だった。
オダギリジョーの普通に見えるゲイの青年役も良かった。しかし一見さっぱりした風貌なのにどこかひっかかるこの存在感はなんなんだ?と思う。最後の笑顔にはやられそうになったけど、私は瑛太派なので、かろうじて踏みとどまりました。

そして最後にどうも耳についてはなれないフレーズを。
「わたしたち、ほんとうは戦いたくないの! 
えーい、こうなったら
ピキピキピッキー!!
【2006/08/06 01:06】 映画 ま行 | トラックバック(18) | コメント(10) | edit
Mr.&Mrs.スミス
Mr.&Mrs.スミス プレミアム・エディション
Mr.&Mrs.スミス プレミアム・エディション
Mr,&Mrs,Smith
2005年 アメリカ

最強面白かったです。

アクションとラブコメのバランスが上手くとれてました。
ほとんど出すっぱりの主役2人のキャラも面白かったし、2人のかけあいも最高。文句のつけどころありません。
何よりブラビもアンジェリーナ・ジョリーも好きなんで、それだけで楽しめたのでございます。   

特に私の気に入ったシーンは、最後の方でジェーンが投げたナイフがジョンの足にブサッと刺さるところ。ジョンのムっとした顔と悪気なさそうに"Sorry"って謝るジェーン。笑えました。完全Sですね。
でもこの女の方が怖いって構図、逆だと全然笑えないのでこうするしかないんですよね。

もしこの2人に子供が出来たらスパイキッズみたいに活躍したら面白いにと思うが、殺し屋ではちょっと無理か・・・

この映画の銃撃戦見てたら、なんか自分も銃撃戦ってやってみたくなりました。もし余命1年切ったとかわかったら、余命ない同士とかで思いっきり銃撃戦で死んでいくってのもクールかも。すごい興奮状態で死んでいけることうけ合いです。(余命にこだわるとこに自分の小ささを感じますが)

ところでエンドクレジット(大きい字の方)にヴィンス・ヴォーンの名前がなくって変だなと思ったらノーギャラ出演だったらしい。
今や本物の夫婦になったブラビとアンジー。ジェニファー・アニストンの今カレのヴィンス・ヴォーン。
ハリウッドって狭いんでないの!?
【2006/04/30 13:00】 映画 ま行 | トラックバック(39) | コメント(14) | edit
モディリアーニ 真実の愛
モディリアーニ 真実の愛
モディリアーニ 真実の愛
モディリアーニ~真実の愛~ オリジナル・サウンドトラックModigliani
2004年  
フランス・イギリス・イタリア

悲劇的な最期を遂げた天才画家モディリアーニとその妻ジャンヌの、美術史上最も情熱的で壮大な愛の物語なんだそうだけど、まぁありきたりな話でした。ひと昔前の芸術家によくある、酒と麻薬に溺れて苦しんでいる姿を見せられても、はいはい、って感じで。

むしろどうでもいい愛の話より有名な画家達が多く出てくるほうが興味深かった。ピカソ、ユトリロ、キスリング、ルーベンスなど。
この人たちはいわゆる勝ち組と負け組みにぱっかり分かれている。ピカソやルーペンスは勝ち組でリッチ。モディリアーニは貧乏組の若頭って感じ。
このメンバーがそれそれ渾身の作品を持ち寄ったコンペのシーンは唯一おお!って感じだった。
特にピカソは素人目にも一線を画してた。

モディリアーニってこういう絵を描いた人なのだけど、絵は誰でも何となく観たことあると思う。 
images.jpg
 
演じてるアンディ・ガルシアが似てるらしいんだけど
本人の写真はこんな感じ。 えっ?
Amadeo20Modigliani.gif
 
 
【2006/04/18 23:35】 映画 ま行 | トラックバック(10) | コメント(4) | edit
マシニスト
マシニストThe Machinist
2004年 アメリカ・スペイン

ガリガリにやせたクリスチャン・ベールがすごい。
彼はこの映画のために体重の3分の1の30kgを落としたらしい。
でもなんだかストーリーより、彼のガリガリ度が気になって仕方なかった。
もちろんストーリーも変わっていて結構面白い。主人公が不眠症で1年間寝ていなかったり、おおっと唸らせるラストとか。

でも私はこの映画のテンポがダメだった。そんなに展開のないシーンでもゆっくり進むから、だんだんだるくなってきて、最後の方は早まわししました。

タイトルのマシニストは機械工という意味。主人公が機械工として働いてるから。まさにインソムニアってタイトルがぴったりくるのだけど、もう使われてるから仕方ないか・・・

それにしても、人間1年間も寝ずにいることなんかできるのだろうか?
それが疑問だ。

【2006/03/15 01:24】 映画 ま行 | トラックバック(17) | コメント(4) | edit
Mr.インクレディブル
Mr.インクレディブルTHE INCREDIBLES
2004年 アメリカ

家族で戦うところなんかは面白かったし、アニメの動作も可愛かった。

キャラとしては超高速で走れるダッシュが気に入った。
考えてみれば超高速移動のヒーローっていそうでいないので新鮮だった。

お母さんのキャラの身体が伸びるのってワンピースのルフィっぽいし、お父さんはスーパーマンっぽい。シンドロームの見た目は、ベジータっぽかった。
将来楽しみなのは、やっぱりジャック・ジャック。
火になったり鋼鉄になったり凶暴になったり、うーん楽しみだ。
しかしスーパーヒーロー同士が結婚して生まれた子供って、親とは関係ない才能になるのですね。
あと気になって仕方なかったのは衣装デザイナーのエドナ。男か女かわからんかった。おかまっぽい男なのか?名前は女ぽいっし・・・

DVDの吹替えで見たけど、黒木瞳の声はほんとに特徴あるなぁと思った。ヴァイオレット役の綾瀬はるかも語尾でわかった。でも三浦友和だけはエンドクレジット見るまで全然わからなかった。でも自然で良かった。
(そういえばドラマ版せかちゅうでも三浦友和と綾瀬はるかは親子でした。)
【2006/02/12 00:21】 映画 ま行 | トラックバック(7) | コメント(3) | edit
マラソン
マラソン2005年 韓国

泣けて泣けて泣きすぎて、ひどい頭痛に襲われたほど。
すごく泣ける一方で、なんだか爽やかな風に吹かれたようなそんな映画だった。

なにかのドキュメントで、自閉症の子供を抱えて悩む母親にカウンセラーのよう人が「神様がこの両親になら預けても大丈夫だと考えて授けて下さっているんですよ」と言ってるのを聞いてひどく感銘を受けたことがある。
確かに自閉症の子を持つ親御さんは普通の親の何倍も頑張れる前向きな人が多いような気がするのだ。
この映画の母親もそんな人だ。「息子より1日だけ長生きする」のが彼女の夢。息子の可能性を夢みてマラソンをさせるのだが、一方で息子に無理強いしてる自分自身を嫌悪する。
息子の人生まで抱えこむ彼女の苦悩が、痛いほど伝わった。

主人公のチョウォンを演じる俳優チョ・スンウが無茶苦茶上手い。
爽やかさを感じるのはチョウォンの純粋さとこの俳優のかもし出すところが大きいと思う。
100周走った後に胸の鼓動にコーチの手をあてるシーン。私がコーチだったらチョウォンに惚れます、キャー!あの切ない目。
コーチとチョウォンのやり取りは抜群だった。あそこらへんのユーモアセンスはクスッと笑えてすごく好き。

人によって泣き所は違うと思うが、私がいちばん泣かされたのは音楽によるところが多い。
とにかく泣けるのでお出かけ前とかには見ないほうがいいと思う。
 
【2006/02/01 01:23】 映画 ま行 | トラックバック(17) | コメント(2) | edit
ミリオンダラー・ベイビー
ミリオンダラー・ベイビーMillion Dollar Baby
2004年 アメリカ

すっごい良かった。
ボクシングなんか興味ないし、見ようかどうしようか迷ったけど、ホント見てよかった。

かなり泣けたのだけど、マギーが母親に家を買ってあげたのに、ちっとも感謝されずに帰る車のシーンでまず泣けた。もちろん最後の30分は言うまでもなく大泣き。

見ていて、ひたむきに自分の夢を追い続けるマギーを応援せずにはいられなかった。
「インソムニア」でも思ったけど、ヒラリー・スワンクって希望に燃えるキラキラした表情がすごく素敵だ。このキラキラ感がすごいだけに、寝たきりになってからの彼女は辛くて見ていられなくなる。
よく考えてみると、フランキーがマギーを見て思う気持ちと、観客がマギーを見て思う気持ちが同調するようになっているのが面白い。 
とにかく2人の信頼の絆に心を打たれた。(この映画のコピーは「愛に打たれる」だけど)
それは師弟愛をこえて、魂でつながってるような感じがした。

私の単純な発想では、きっとマギーはフランキーにあのレモンパイの店を買ってあげるんだって思っていた。まさか犬の話の方にいくなんて!やりきれなかった。
最後のシーンでフランキーはあの店にいましたね。

モーガン・フリーマンの語りの中に”ボクシングは尊厳を奪い合うもの”っていう言葉があった。負けで終わったボクサーは尊厳を奪われたまま生きていかなければならないって考えると、マギーは心身共に尊厳を奪われたことになるのだろうか?

いろいろ考えすぎてレビューで表現しにくい映画だ。
今年見た中で一番印象に残る映画なのは間違いない。「アビエイター」が太刀打ちできなかったのも大いに納得できた。

最後にもひとつ。
デンジャーの存在も捨てがたい。
【2005/11/11 01:21】 映画 ま行 | トラックバック(45) | コメント(19) | edit
マグダレンの祈り
マグダレンの祈り
2002年 英・アイルランド

アイルランドの女子更正施設の真実を暴く衝撃作です。

カトリックの教えが絶対とされるアイルランドでは、女子が未婚で子供を生むことは殺人と同等の重罪とされ、家庭からも社会からも追放される形でマグダレン修道院に入所させられました。
そこでは神父や修道女からさまざまな虐待が行われていました。
マグダレンには未婚の母だけではなく、男性との関係を疑われるようなことがあった女性も入れられていました。
アイルランド全土には10ヶ所のマグダレン修道院があり、入所者は3万にものぼり、1996年までその施設は存在しました。 

この映画はまさにドキュメンタリーをドラマにしたようなもので、その事実はかなり衝撃的です。聖職者の腐敗は別にいまさら驚くほどのことじゃないのですが、修道院は違うだろと思ってましたから。厳格だけど慈愛に満ちたところと思ってたのに、この修道院はひどすぎます。
たとえば、全員を裸にして誰の胸が大きいだのと笑いながら批評しあう修道女には怒りすら覚えました。

私はアイリッシュ音楽がすごく好きで、アイルランドに是非一度行って見たいーと軽く思ってたのですが、この映画でアイルランドの裏の顔を見た気がして、ちょっとヒイてしまいました。
でも知っておくことは大事なことです。
それにしても男にはお咎めなしなのは、うーん、納得できん。
【2005/09/13 01:37】 映画 ま行 | トラックバック(2) | コメント(3) | edit
みなさん、さようなら
みなさん、さようなら

2003年アカデミー外国語映画賞受賞

末期ガンの父親のもとへ忙しい息子が外国から帰ってきて、最後を看取る。入り方は「ビッグフィッシュ」とよく似ていますが、こっちはもちろん現実的です。

父親は元大学教授で社会主義者でどうしようもない女好き。
息子はロンドンの証券会社のディーラーでかなりのやり手。
早くに離婚した父親とはウマが合わない息子は、それでも父親の為に綺麗な病室を確保し、友人達を呼びよせ、痛み止めのヘロインを入手する為に奔走する。まさに合理的なビジネスマンって感じで麻薬捜査官に直接、どこに行ったら良質のヘロインを買えるかを聞くちょっと変わった奴なのである。しかもすこい金持ち。

原題は「蛮族の侵入」で(911テロもその1つだそうだが)アメリカ資本主義へ批判を持つ主人公の思想(監督の思想でもある)が背景にあるため、ただ単に「死」についてだけ描きたかったわけでもないような感じで、いったい何を言わんとしてるのかが、よくわからなかった。

主人公の死に方としては、親友たちに囲まれて思い出話に花を咲かせ、最後の教え子ともいえるナタリーにやりたかった事を語り、苦しむ前に安楽死させてもらう、まさに理想の死に方なんだけど。
特に死ぬ時に思い浮かべる映像は彼らしくって良かった。

自分が死ぬときに、周りに誰がいてくれるのだろう?とか、死ぬ時に思い浮かぶのはどんなことだろうとか、ちょっと考えてしまった。

エンドクレジットの曲がすごく良かったです。何て曲なんだろ?
【2005/09/01 19:49】 映画 ま行 | トラックバック(6) | コメント(1) | edit
モンスター
モンスター 通常版
不幸にまっしぐらのストーリーで、滅入りそうになった。

アイリーンの不幸な身の上はわかるけど、自分の都合で殺人を重ねるのにはどうにも納得できなかった。
アイリーンに対して悲しさを感じるのは、殺人を起こしたことよりも、セルビーとの温度差。あんなにもセルビーのことを想ってるのに、セルビーはそうでもない。それが、悲しかった。

全体的に暗い話だけど、アイリーンがセルビーにバスのチケットを買ってあげるところは名シーンだった。シャーリーズ・セロンが各賞の主演女優賞を総なめにしたのはのこのシーンの迫真の演技があったからではと思う。
でも美人でスタイルのいいセロンが13kgも増量、醜いメイクしてまで演じるなんて・・・
美人女優と呼ばれる人は演技派という形容詞がどうしても欲しくなるものなんですね。

ゲイって男性カップルのことをいうのかと思ったら、同性愛者のことをいうのですね。ひとつ勉強になりました。
【2005/08/14 01:28】 映画 ま行 | トラックバック(13) | コメント(6) | edit
モーターサイクル・ダイアリーズ
モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版

「グランツーリズモ」という言葉はこの旅を語源としているらしい。
ゲバラに絶大な影響をもたらしたこの旅は、意外に普通の若者の普通のツーリングって感じである。劇的な出会いがあるわけではないし。でもゲバラの心に火をつけた旅と思うと実に興味深い旅ではある。

出発時は医学専攻で喘息持ちのぼんぼんだった彼が、終盤のアマゾンの診療所では南米の未来について語っている。この間の彼の微妙な変化や6つ上の親友のアルベルトとの関係などが、実に上手く描かれていると思う。

でも実は、チェ・ゲバラもキューバ革命も全く知らない私は、この映画はまさにガエルくんを見るためだけに見ました。やっぱりメヒカーノのガエルくんには乾いた大地、南米がよく似合う。
なんだかんだいっても、ガエル君がキスを迫るシーンが一番お気に入り。汚いTシャツで髭の生えたガエル君、かっこ良すぎ!!

チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記
チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記





【2005/07/20 21:31】 映画 ま行 | トラックバック(27) | コメント(10) | edit
モナリザ・スマイル
モナリザ・スマイル
モナリザ・スマイル



名門だが超保守的な女子大へ赴任した教師(ジュリア・ロバーツ)と生徒達とのハートウォーミングストーリー。
とにかくこの名門ウェルズリー大学(実在の大学で、撮影も本物で行われている)の生徒達はテキスト1冊丸暗記して教師に教える隙を与えない程、優秀で手ごわい。新任のキャサリンは生徒達から早速この怖~い洗礼を受けるわけです。

この怖~い生徒達の中でも一番怖いのがキルスティン・ダンスト。この人とジュリア・ロバーツのやりとりは、この映画の見所でもあります。しかし最後にはもちろんお決まり通り、この教師に一番傾倒してるのは、この人です。それにしても、ダンストのアイスな目がなんとも怖いです。彼女の演じるベティは名門のぼんぼんと結婚するお嬢様ですが、教師への批判は厳しいは、親友達にも意地悪だはで嫌なヤツなのです。でもこの役、彼女にぴったりはまってます。かくいう私は怖いもの観たさで彼女の作品は結構見てます。(彼女の作品「ガールズ・ルール」って映画も女子高・女子寮ってと設定でちょっと似てる作品です。)

他の生徒役にはジュリア・スタイルズ、ジェイク・ギレンホールの姉のマギー・ギレンホールが出てますが、マギーは女子大生のわりには老けすぎって感じ。ジュリア・スタイルズはお嬢さま役がぴったりはまってました。(ちょっと好きになりました。)
そして今や大御所、ジュリア・ロバーツ。(私はこの人の輪郭ってまるで骸骨みたいって思うのですが)この人の愛嬌・カリスマ性に勝るものはないでしょう。

ストーリーはいまいち迷走してるのですが、時代背景(観ようによっては古き良き時代)の描き方はすばらしく、何より役者陣が魅力たっぷりです。
【2005/04/01 21:33】 映画 ま行 | トラックバック(9) | コメント(11) | edit
MUSA-武士-
けっこう地味な歴史にスポットをあてた映画ですが、こういうの大好き。
主役のチョン・ウソン、チュ・ジンモが、とにかくかっこいい。
私はどっちかっていうと、将軍役のチュ・ジンモの方が好み。ヨソル役のチョン・ウソンは奴隷役のわりに、顔がふっくらしすぎでした。(普段の写真を見ると意外にほっそりしていてびっくり)
明のお姫様役のツァン・ツィイーはお高くとまった役がピッタリで、もしかして地?って思うほど。
高麗人は韓国俳優が演じて、明のお姫様には中国人のツァン・ツィイーが演じてるとこに「なるほど」と納得してしまいました。
しかし、こんなかっこいい(しかもむちゃ強い)男性に守られる、お姫さまになれたら・・・と想像するだけで鼻血もんですね。
この2人、姫に好意は寄せてるんだけど、恋まではいかないってところで、欧米ならとっくにチューチューやってるところを、ここらへんで抑えてるところが、アジアらしくっていいですね。
歴史的には、高麗と明の間のほんの小さなエピソードで、よくこんな話を見つけだしたなぁと感じるほどでした。

チュ・ジンモの出演してる「ハッピーエンド」観てみたくなりました。
MUSA -武士- ディレクターズカット完全版
MUSA -武士- ディレクターズカット完全版

【2005/01/16 14:06】 映画 ま行 | トラックバック(1) | コメント(0) | edit
マスター・アンド・コマンダー
マスター・アンド・コマンダー
マスター・アンド・コマンダー


思ってたのとは違う感じの映画でしたが、すごく気にいりました。この映画は劇的なひとつの物語を描いてるのではなく、長い航海のなかの、1エピソードを描いてるといった感じです。

ラッセル・クロウは船長とか将軍とかリーダー系の役はお手のものなので、安心して見ていられます。あの心を溶かすような笑顔を見ると、誰もがついていきたくなるでしょう。でも実生活の彼はどうも暴れん坊キャラらしい。もし私生活でも映画のように人格者だったら、ちょっとした宗教くらい主催できるかもしれません。ポール・ベタニーとのコンビも良かったです。ポール・ベタニーはインテリキャラが似合うし、現代劇よりコスチューム・プレイの方がいけてるかも。

物語の帆船サプライズ号には、士官候補生の貴族の子弟たち(美少年だらけ)が乗っています。10歳くらいの子でも、ミスターで呼ばれ、老練の水兵たちに攻撃命令を下したりしてます。ここらへんに、ノブリス・オブリージュ(貴族の高貴な義務?)っていうのを感じます。
中でも、私が気にいったのは、タッキーに似ているカラミー役のマックス・ベニッツ君です。タッキーを黒髪にして、背を高くした感じです。
もう出てくるたびに「タッキー!!」コールでした。人気のあるのはマックス・パーキス君と思います。彼は早々に腕を切断されるいたいけな金髪少年ですが、出番がすごく多いです。その分。タッキーの出番が少ない・・・

最後のオチは面白かったし、なんとなく続編を期待できる終わり方でした。ってゆうか、続編つくって~。シリーズ化して~。
(でも、タッキー死んじゃったしなぁ・・・複雑・・・)ちなみに、翼くんも探してみたのですが、見当たりませんでした!残念!
 
【2004/12/20 09:55】 映画 ま行 | トラックバック(1) | コメント(2) | edit
ミスティック・リバー
ミスティック・リバー
ミスティック・リバー


原作デニス・ルヘイン

3人の俳優の演技がすごかった。特に私はティム・ロビンスが上手すぎると思った。ショーン・ペンはキレると怖い役がもともと似合うキャラだし、ケビン・ベーコンは役のインパクトが弱い。(でもちょっと若返った感じする、この人)

この映画、最初から最後まで児童虐待っていう重いテーマがのしかかっていて、見ている人の気分を抑えつける。全てがデイブ中心に回ってる。ジミーがデイブを殺してしまったのは、悲惨な結末ではあるんだけど、そこで見ている人は解放される。ジミーもショーンも解放される。

児童虐待ものっていえば、「スリーパーズ」なんだけど、あれは仲間全員が被害者になったことで、辛い過去を共有でき、復讐へとすすんでいくので、幾分救われる。(ケビン・ベーコンは虐待する側の親玉だったけど。)

ミスティック・リバーの中で唯一まともなのは、マトリックスの世界から解放されたモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)。
でも普通すぎて、物足りない。あーあ、普通人に成り下がったのね、モーフィアス。
ミスティック・リバー
ミスティック・リバー


 




【2004/12/20 09:53】 映画 ま行 | トラックバック(4) | コメント(4) | edit
息子のまなざし
息子のまなざし
息子のまなざし
T0001768.jpg
2002年ベルギー=フランス  
職業訓練校で働く主人公のもとに新入生がやってきた。彼は自分の息子を殺した犯人だった。主人公は少年のことが知りたくて、後をつけたり、話をする機会を得ようとする。何も知らない少年は主人公を信頼し、後見人になってくれと頼む。

映画の大部分は主人公の中年男の後頭部である。つまり少年のことを探る後姿である。
一方、少年は11歳で殺人をし、5年少年院に入り、でてきたばかり。まだ幼さも垣間見れる。そんな2人は木工の授業という共通の作業を黙々と続ける。彼のクラスには少年を含めて5人の生徒がいる。週末にはみんな握手をして別れる、(これはなんか不思議な感じ)
少年も主人公に手を差し出すが主人公は無視をする(プチ意地悪1)
週末主人公は木材の仕入れに少年を連れて行く。途中カフェで2人でアップルパイを頼むが、ここは先生がおごるでしょう、というシチュエーションでも全く払おうとしない。(プチ意地悪2。さすがの少年もたじろく。)
もちろん、主人公が少年にされたことを考えると、こんな意地悪たいしたことはない。
(こんなプチ意地悪でさえ、気になってしまうほどこの映画が単調なのは確かだ。)

彼は別に少年に復讐をしようとか、そういうオーラははなっていない。ただ、少年が殺人という罪を犯したことをものすごく後悔していることを期待していたんだと思う。しかし、少年の口からは反省の言葉を聞けなかった。そこで彼は殺されたのは俺の息子だ、と唐突に告げる。脱兎の如く逃げ出す少年だが、しばらくすると、主人公のもとに戻ってくる。そして2人はいつものように作業を始める。

2人は今後どうなるのだろうか?
映画の最後は主人公が少年の罪を許すことができたという結論を導くのではなく、これからも葛藤は続くことを暗示している、と私は解釈しました。
【2004/12/19 23:58】 映画 ま行 | トラックバック(0) | コメント(0) | edit
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